21卒女

コロナ禍で就職浪人するかと思った

院試〜職業・自己分析編【学部3年3月〜4年5月】

こんにちは、21卒女です。

修論作業がヤバすぎて(主にコロナのせいで院生も大学を4〜5月強制的に休みにさせられていた+新規化合物を取り扱っているので全くアサインが進まない)全く記事を書き進められませんでした。

来週から入院なのでまたゆるゆる書いていきたいと思います。

 

さて、前回の記事にも書きましたが私は大学院卒(予定)で就活を始めました。

今なら学部卒でもよかったなーと思わないでもないですが、大学3〜4年当時に学部卒で就活することは正直全く考えていませんでした。

理由は様々ありますが、

①先輩方の院進率が学科の開設年から今までほぼ100%だったので院進が当たり前だと思っていた。

修士の方が就職の幅が広がると思っていた。

③勉強が大変すぎて就活どころではなかった。

④まだ就活という現実を直視したくなかった。

の4つが大きかったと思います。

 

各項について解説しつつ当時を振り返ってみました。

主に院進のことについてしか書いてないので、院進予定がないって方は読まなくても大丈夫です。

 

 

 

【大学3年2月】

私の専攻する学問の分野では就活の本格スタートは3月で、早期選考は少ないです。

そのため、学部卒で就活するなら3月までにどうするかを決めなければいけませんでした。私の場合はどうするか考えるまでもなく即決で院進を決めました。理由は先述した4つになります。

 

 

①先輩方の院進率が学科の開設年から今までほぼ100%だったので院進が当たり前だと思っていた。

 

他の学部はわかりませんが、少なくとも私の学部学科では「院進して当たり前」な雰囲気が学生と教授陣の間に漂っていました。

他校の同学科の院進率を見ても9割を超えていたので、これはうちの大学がどうこうとかではなく専攻の問題だと思われます。特にうちの学科は研究に強く、入学する人もそれを志して入ってくる人達ばかりでした。研究職は基本的に院卒を採るため(実験手技、論文技術などの面で院生の方が実践力になる)、教員に強制されずとも学生が自主的に院進するのも頷けます。

 

余談ですが私はそんな高尚な考えは露ほども持ち合わせていませんでした(馬鹿にしているわけではなく本当に研究職を目指す方は凄いとつくづく思います)。

今の大学は本命だったにも関わらず、偏差値的な意味で受かると思ってなかったので、模試判定E判定だった本命学科ではなくD判定だった現学科に受験したら受かってしまったので入学しました。

今なら似たようなものなのだから本命受けておけよ、という話(実際院1年の5月までコンプレックスを拗らせてました)なのですが。この話は書く気力が残っていればおいおい書きます。

 

 

修士の方が就職の幅が広がると思っていた。

 

話を元に戻しますが、絶対に大手の研究職がいい!!という人以外は院進しなくていいと思います。特にMRのような高給職の場合は。

実際研究職に行くには9割の確率で院進が必要なので、就職の幅を広げるという意味では正しいです。

しかし学士の卒業研究やってるうちに自分が本当に研究に向いているかどうかはわかってくると思うので、そこで判断すればいいと思います。

(私は配属が決まって研究してから研究職向いてないと感じましたので)

 

同じ職の高卒と大卒は最終キャリアが天と地ほど違いますが、大卒と院卒はそこまで変わりません。実力しだい。

 

 

③勉強が大変すぎて就活どころではなかった。

 

これは割とマジで大変でした。

私の学校はかなり試験の難易度が高い上に、前期試験の必修科目が14科目(後期も似たような感じです。選択必修や実習を含めるとフルコマが3年くらい続きました)近くあるなど、かなりキツい環境でした。

私は奨学金を借りていた(+親が高齢)ために、留年は絶対に出来なかったので平均以上の成績を保つためにそこそこ勉強する必要がありました。

しかもその上で、私は生活費の足しにするため月8万くらいはバイトで稼いでいたのと、研究室のコアタイムなどを考慮すると、まさに寝る間も惜しんでという状態でした。

(※院進すると学費がかなり安くなるので、M1からは奨学金とバイトはやめて、貯金切り崩し+仕送りで生活するようになりました。院生が毎日早く帰るのは睨まれるのでね……)

 

院進は内部を選択したのでそこまで院試はキツくは無かったのですが、うちの研究室の院進はラテン語、英語、有機化学、分析化学の知識が必要になってくるのでまあ普通に勉強しました。

 

この状態で就活するだけのキャパシティは私にはありませんでした()

 

 

④まだ就活という現実を直視したくなかった。

 

1番の本音です。

高校の時の同期が次々と就職していく中、まだ学生を続けるのはなんとなく来るものがありましたが、それでも「就職」というある意味最終関門を潜るのはかなり勇気が要りました。

その理由としては、大手に入りたいという希望と、帝大ではないという引け目がありました。

今在籍している大学が第一志望であることと、ESに有利な帝大であることは結びつきません。

学歴コンプレックスは持っていなかったのですが、それでも1番行きたい会社のインターン会社説明会の参加生の9割は帝大早慶だったので学歴は強いなと実感しました。

そのため、院進して学歴を強めるという方向性で活動することにしました。

 

 

さて、実際院試を終えて無事合格を頂けたのが5月末でした。

この時期は早いところならもうインターンの募集が始まっています。

私も例に漏れず応募することにしたのですが、その為に「自分はどの職業に向いているのか?」という自己分析を再度することになりました。

研究職が全く向いていないのは先述した通り事前にわかっていたので、最初から選択肢に入れずに他の職業から考えることにしました。

 

ところで皆さんは「ジョハリの窓」をご存知でしょうか。

簡単に言えば、

①自他ともに認める性質、性格、考え方

②自分だけが知ってる性質、性格、考え方

③自分では気づいてなかったけど周りの人は気付いている性質、性格、考え方

④自分も周りの人も知らない隠された性質、性格、考え方

があるっていう話です。

 

フリー素材の図を探したのですがなかったので、知らなかった方はググってみてください。

自己開発で有名なワードですが、就活の自己分析でも非常に有用です。

 

①の性質を活かせる職業は言うまでもなく活躍が見込めます。自分でもやりやすいし、他人からの評価も高くなりやすいのでwin-winです。

多いのは「誰とでも仲良くなれる」「行動力がある」「黙々と打ち込むことが出来る」などですかね。

②もやりやすいという意味では活躍出来るのですが、他人からの評価が得られにくいので難しいところです。

例えば、「人に努力しているところを見せるのが嫌。さらっとこなせるよう人だと見てもらいたい」ですと、嫉妬を得やすかったり、自分のキャパシティ以上の仕事を課せられる可能性があります(何でもこなせるし出来るよね、みたいな)。

③についてですが、ここを開発出来れば大いに職業選択の幅が広がります。

それは誰でも分かると思いますが、ここを改めて知る機会というのは中々ないため「就活で他己分析してるんだけど私ってどんな人?」と周りに聞くなり、ツールを使うなり(LINEでもあります!)、Twitterでツイートするなりすると良いと思います。

④は就活においてはあまり重要ではありません。ここを明らかにする労力と時間は②と③を広げたり実験したり企業分析に持っていきましょう。

 

 

私はこれを経て、営業職・品質管理職を中心に就活することにしました。

長くなってしまったので、業界についてはまた別記事で書きたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

 

就活が終わって

ブログを開設しました。

はじめまして、21卒女です。

 

このブログは自分の就活の備忘録、かつクソコロナの影響を間違いなく受けるであろう22卒の人が参考になればいいなあ程度に思って始めました。

(個人ブログも兼ねてるのでお気持ち表明とかするかもしれませんが)

 

私の簡単な経歴を身バレしない程度に書きますと

・理系院生

・社会人彼氏(全国転勤あり営業職)いる

・内定受諾先は医薬品系

・エントリー35社、内定3社

です。

 

コロナによる影響も厳しいものがありますが、女性就活生で結婚を少しでも考えている彼氏がいる場合とても大変だと思います。実際私も彼氏と何度も話し合いせざるを得ませんでした。

そういった状況下にある就活生は少なくないと思うので、そういった意味でも参考になればと思っています。

 

 

 

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次回から自己分析〜インターンあたりを書こうと思っています。

それではおやすみなさい。